オンライン講座を運営するgacco(ガッコ)は2017年3月1日より、新規講座「文化財を活用した観光拠点形成」を開講する。これは、文化庁が2016年4月に発表した「文化財活用・理解促進戦略プログラム2020」にもとづき、同テーマにかかわるエリアマネージャー育成を目指すもの。学習期間は2週間程度(総学習時間は2.5時間)。受講の前提条件はなく、受講料は無料だ。
カリキュラムは2部構成。第1部では、文化財を活用したまちづくりのための長期戦略や事業計画の策定、滞在を楽しむためのコンテンツ作りなどをおこなう。事例・実践編となる第2部では、白川村や妻籠宿といった自治体の実績事例に触れるほか、外部への情報発信、着地型観光の実例などを紹介する。
なお、講師は東京大学の西村幸夫教授、日本観光振興協会の丁野朗研究員、文化庁記念物課文化財調査官の中井將胤氏、JTB総合研究所の河野まゆ子氏、観光庁観光地域振興部観光資源課長の蔵持京治氏のほか、複数の自治体や民間企業関係者が担当する予定。
カリキュラムの詳細や受講申し込みは以下まで。