KNT-CT、2016年度は総取扱高5.1%減、国内・海外はマイナス、訪日旅行は3割増

KNT-CTホールディングスが発表した2017年3月の総取扱額は、前年比7.7%増の428億6796万円となった。そのうち海外旅行は10.1%増の139億1344万円、外国人旅行は76.2%増の31億47万円と前年を上回ったが、国内旅行は2.5%減の237億8333万円と伸び悩んだ。

また、2016年度(2016年4月~2017年3月)の総取扱額は前年比5.1%減の4830億7566万円。海外旅行は3.2%減の1395億4450万円、国内旅行が8.3%減の3120億3838万円とマイナス遷移。一方で外国人旅行は30.0%増の200億824万円と好調を記録した。

2017年3月の海外旅行は、一般団体が前年比1.0%減となったものの、学生団体が19.8%増の18億7848万円となり、団体旅行全体で8.6%増の36億8160万円に。企画旅行も、自社企画のホリデイではミクロネシアや台湾方面が低調だったものの、米国、欧州、その他アジアなどが好調で、9.3%増の15億5451万円と前年を上回った。

また、クラブツーリズムはテロの影響を受けていた欧州方面が復調し、イタリア、スペイン、フランス、エジプト方面が好調。12.1%増の53億4747万円となった。

国内旅行は、学生団体が2.0%増、一般団体が13.1%増で、団体旅行全体が8.2%増で前年を上回る結果に。ただし、企画旅行は自主企画のメイトで沖縄、中国四国、信州方面以外が伸び悩み、11.8%減の65億4389万円となった。クラブツーリズムは北海道の流氷商品や北関東、関西、東海、伊勢などが堅調となり、2.4%増の79億7598万円とプラス推移となった。

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