日本政府観光局、大規模インバウンド商談会を開催、今年は欧米豪市場が海外バイヤーの過半数に

日本政府観光局（JNTO）は2017年9月21日より、東京ビッグサイトでインバウンド商談会「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート2017」を開催する。訪日ツアー商品の造成促進を目指して毎年おこなうもの。今年は33か国・地域から集まるバイヤーやメディア約450社、国内のセラー約580社が一堂に会し、過去最大規模となる予定だ。

開催前の記者会見で日本政府観光局の海外プロモーション部、大石英一郎部長は今年の特徴を説明。今年の商談会は、アウトドア・アクティビティを扱う海外バイヤーを重点的に招聘した。日本で、具体的にどんなことができるのか「アクティビティを知ってもらうことを狙った」という。

また、欧米豪市場からのバイヤーの招聘に注力し、海外バイヤーの過半数を占める規模に。特に、ドイツ、フランス、米国の3市場に注力し、重点市場として渡航・滞在費などを主催者負担とした。

また、9月24日から27日までの予定でファムトリップ（視察旅行）も実施。一般観光12コース、MICE4コースの全16コースを提供する。今年は東北・九州の復興支援として双方に2コースずつ設定したほか、オールジャパン連携として、秋田や徳島での農山村体験や農泊、鹿児島県での産業革命遺産（旧集成館）や酒蔵見学、長崎での旧グラバー住宅視察などを盛り込む。

インバウンド商談会の開催概要は以下のとおり。

インバウンド商談会

• 日程：2017年9月21日～23日
  • 21日（木）　13:00～13:20 開会宣言、13:30～18:10 商談会
  • 22日（金）　9:30～18:10 商談会
  • 23日（土）　9:30～16:40 商談会
• 会場：東京ビッグサイト（東 新展示棟 東7 ホール）