【図解】訪日外国人数、8月は2割増の247万人、中国が全市場初の80万人超えに(速報)

日本政府観光局(JNTO)によると、2017年8月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比20.9%増の247万7500人。昨年8月の204万9000人を42万人以上うわまわり、8月として過去最高を記録した。

また、1月からの年間累計は17.8%増の1891万6200人。昨年同期と比較して、約286万人の伸びとなっている。

2017年8月の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。

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8月の市場別トップは中国で、前年比21.1%増の81万9700人。全市場を通じて初の80万人超えとなり、単月記録を更新した。続いて多かった韓国は35.3%増で62万900人、次いで台湾が13.4%増の37万7800人、香港が23.5%増の19万6800人。これら東アジアの4か国・地域で全体の81.3%を占めた。

そのほか、調査対象の20か国・地域のうち、インドネシア、イタリア、ロシア、スペイン以外の市場すべてで8月として過去最高を記録。外国旅行の閑散期に当たる市場や旅行費用の高騰、空港座席のひっ迫などを理由に需要が伸び悩んだ市場もあるが、全体的には継続して堅調に推移。JNTOでは、昨今の世界情勢なども背景に、市場動向を分析しながら訪日プロモーションを推進する考えとしている。

各市場の詳細は以下のとおり。

JNTO:報道資料より

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