楽天トラベルは登録宿泊施設を対象に実施した「楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル2017」で、日本一となる優勝の施設を福岡県の「ホテル イル・パラッツォ」に決定した。
12月21日に開催したファイナルステージには、全エントリー1900以上の宿泊施設のなかから勝ち抜いた6施設が参加。各施設が2品ずつの朝ごはんメニューを出品し、著名シェフや料理研究家などの4名が審査した。
優勝したホテル イル・パラッツォのメニューは、「モンブラン仕立ての明太子ポテサラ」と「水炊きと茶碗蒸しのHYBRIDスープ」。6施設のなかで唯一、洋風メニューだった。ポテトサラダはパティシエが開発し、スープはフレンチの「フォン・ブラン」づくりの技法でとった水炊きスープを茶碗蒸しやポン酢ジュレとともに盛り付けるなど、和洋折衷の工夫があり、高い評価を得た。
ファイナリスト6施設の結果と出品メニュー、および審査員は以下の通り。
▼楽天トラベル 朝ごはんフェスティバル2017 ファイナルステージ結果
- 優勝:福岡県 ホテル イル・パラッツォ
「モンブラン仕立ての明太子ポテサラ」「水炊きと茶碗蒸しのHYBRIDスープ」
- 準優勝:兵庫県 淡路島洲本温泉 海月舘
「島の朝鍋スープ~鯛と島野菜の鍋スープ」「島たまねぎとしらす海鮮ちらしごはん」
- 第3位:神奈川県 箱根湯本温泉 箱根 花紋
「富士山ポークと下仁田葱の香味汁」「花紋流季節替わりの錦木盛り」
- 第4位:福島県 磐梯熱海温泉 離れの隠れ宿 オーベルジュ鈴鐘
「メイプルサーモンとホタテの木の実焼き」「生湯葉と旬の魚介の朝粥」
- 第5位:山形県 ホテルイン鶴岡
「鳥海山伏流水で煮込んだ芋っこぼた餅汁」「山形の秋から冬を彩るだし」
- 第6位:三重県 ホテル 季の座
「三重の旬材・伊勢海老ふんわり出し巻き」「干物バイキングからの『炙り混ぜご飯』」
▼ファイナルステージ審査員
神田川俊郎氏:「神田川本店」店主 全日本調理師協会名誉会長 日本食普及の親善大使
坂井宏行氏:「ラ・ロシェル」オーナーシェフ
浜内千波氏:料理研究家
武田和徳氏:楽天株式会社 常務執行役員 ライフ&レジャーカンパニー プレジデント