東京メトロ、旅行者がわかりやすい券売機を導入へ、観光スポットや中国語の発音表記入力などで駅名検索が可能

東京メトロは訪日外国人旅行者をはじめ、東京メトロの利用頻度が少ない旅客でもわかりやすく利用できる旅行者向け券売機を導入する。2018年3月27日から、銀座線上野駅を皮切りに、浅草駅や銀座駅など旅行者の利用が多い69駅に順次、導入していく。

旅行者向け券売機では日本語のほか、英語、中国語、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語の7か国語で対応。画面サイズを通常の21.5インチのほか、家族やグループの利用の多い上野駅、浅草駅、銀座駅には32インチの大型サイズも用意する。

また、乗車券購入方法では「路線図で探す」「観光スポットで探す」、駅ナンバーの「ナンバリングで探す」のほか、「予測変換により駅名で探す」では、中国人旅行者向けにピンイン（ローマ字表記の発音表記）の入力も可能とする。

このほか、待機画面への「金額ボタン」表示や、チャージは投入金額を自動でカウントし、全額または一部をチャージできる仕組みとした。

ピンイン入力画面のイメージ