農林水産省はこのほど、2017年に訪日外国人旅行者がお土産として購入した品目のうち、食品類にフォーカスした分析をおこなった。それによると、食料品などの購入額は買い物額全体(1兆6398億円)のうち21%を占める3456億円、前年比は19%増となった。また、食品類のうち菓子類の消費額は1589億円で全体の46%を占めることが分かった。
国別では中国人旅行者の購入が最も多く、菓子類全体の35%を占める563億円を消費。次いで多い韓国は333億円で全体の21%。そのほか、台湾、香港、タイ、米国を加えた6か国で菓子類の約9割が購入されたという。
なお、お土産品等の購入金額の最多は化粧品・香水・医薬品・健康グッズ・トイレタリー商品で合計6316億円。次いで洋服・かばん・靴類で2952億円、食品類の購入はこれらに続き3番目に多い結果となっている。