インバウンド旅行者向け飲食予約サービス「日本美食(にほんびしょく)」を運営する日本美食はこのほど、農林中央金庫や個人投資家などから10億1000万円の資金調達を実施した。
「日本美食」は、訪日外国人のタビナカでの悩み「探せない」「通じない」「払えない」を解決するためのアプリサービス。広告・予約・購入・決済にワンストップで対応するのが特徴で、ミシュランの星獲得店や上場飲食店が契約・導入しているほか、中国モバイル決済「アリペイ」など14種類の決済手段に対応。中国をはじめ世界44か国の訪日旅行者に利用されてきた。
日本美食では今回調達した資金をもとに、農林中金などとの連携で地方での展開を強化。農泊ツアーの旅行事業者や飲食店の課題解決につなげる。