QRコード決済の経験者は1割弱、そのうち「月に1回以上」が半数超え、モバイル決済は2割が経験者 ―トーマツ

有限責任監査法人トーマツはこのほど、国内2000名を対象に、QRコード決済とモバイル決済の利用実態に関する調査を実施した。それによると、QRコード決済の利用経験者は全体の9.1%。世代別では、20代~40代では1割を超えたが、10代では約7割が「知らない・初めてきいた」と回答した。一方、モバイル決済の利用経験者は全体の20%。30代と40代で2割超が利用経験者で、「知らない・初めて聞いた」人は全世代で2割程度にとどまった。

利用頻度をみると、QRコード決済を月に1回以上利用する人は52.7%、モバイル決済は58.1%でいずれも半数超えになった。

トーマツ:報道資料より

QRコード決済についての魅力を聞いたところ、「現金・カードを持ち歩かなくてもスマホだけで支払いができる」(36.6%)、「現金に比べて店頭での支払いが簡単でスピーディ」「支払うたびにポイントが貯まるなどお得」(いずれも 32.9%)「ATM でお金をおろさなくても済む」(28.0%)。

また、「LINEや楽天などすでに利用している企業の新サービスだから」「QRコード決済が利用できる店舗が増えてきた」(いずれも 21.3%)、「QRコードを読み取るスタイルが楽しい」(20.1%)と、QRコードならではの特徴に魅力を感じている人が一定数いることが確認された。

この調査は日本国内の10代から50代までのスマホ保有者でスマホアプリ利用経験者2000名を対象にしたもの。調査時期は2018年5月18日から22日まで。

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