帝都自動車交通は2018年9月12日から、トヨタの最高級車「新型センチュリー」3台をハイヤー車両として導入する。海外要人の送迎需要を見込むもの。
同社では、2019年は新元号に伴う式典やラグビーワールドカップ日本大会の開催が予定されており、日本が世界の表舞台に立つ機会が増加することに着目。国内・国際イベントでの快適な移動をサポートするため新型車の導入を決定した。
新型センチュリーは、職人が1か月半をかけて金型を彫り込む「鳳凰」のエンブレムが装着されており、車内は総革張りで、後部座席にはマッサージ機能を用意。ひじ置きのタッチパネルで音響やカーテン開閉などが操作可能となっている。また、エンジン音を別の音で打ち消して車内空間を静かに保つ機能も搭載。ハイブリッドエンジンによって排出ガスが削減される点も特徴だ。