KDDIがキッザニア運営会社を子会社化、名古屋で開業計画も発表、IoT・5G活用や伝統産業体験などで地方展開へ

KDDIは、25018年10月1日付で子供向け職業・社会体験施設「キッザニア(KidZania)」の企画・運営を行なうKCJ GROUPの株式の過半数を取得し、子会社したことを発表した。両社は包括的パートナーシップを提携し、次世代通信規格の5GとIoTなどの先端技術をエデュテイメントに融合させ、体験価値の向上と地方展開を図っていく。

パートナーシップの概要は、(1)エデュテイメントの進化、(2)キッザニアプログラムの地方展開を通じた地域の発展に貢献、(3)キッザニアの拡大、の3点。このなかで地方展開では5G、IoTを活用した「Out of KidZania」とし、自治体と連携した伝統産業体験など地域独自のプログラムや、先端技術と一次産業等の融合をテーマにしたエデュテイメントの場も提供する。様々な地域で展開し、教育と地方創生に積極的に貢献する方針だ。

また、キッザニアの拡大では2020年度を目標に「キッザニア名古屋」の開業計画も発表した。キッザニアは現在、「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」の2か所で展開し、2006年10月の東京開業以降、約1700万人が利用している。


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