銀聯国際(UnionPay International)によると、中国本土以外の48国・地域で発行された銀聯カードの累計発行枚数が1億枚を突破した。年初より新規発行枚数が1000万枚増加し、2018年1~9月に発行されたカードの取引額も前年比40%増で推移しているという。
訪日客で特に利用件数が多いのは香港と韓国。香港発行の銀聯カードの日本での利用件数は香港からの訪日旅行者数と同等まで迫り、韓国発行は前年比2倍で急増しているという。同社は日本国内の加盟店数が70万店を突破し、全国7万カ所のATMで利用可能になっていることが奏功し、訪日客の主要決済ツールになっていると分析している。