ディー・エヌ・エー(DeNA)は2019年2月から、AIを活用したタクシー配車アプリ「タクベル」導入車両で、後部座席にタブレットを配置する。デジタルサイネージだけでなく、タクシーメーターと連動した車内案内や料金表示、ニュース、交通情報などのコンテンツを提供。日本語のほか、英語、中国繁体字、中国簡体字、韓国語の多言語にも対応し、訪日旅行者も利用できるようにする。
タクベルはタクシーの配車をスムースに行うサービス。リアルタイムな運行管理から経理業務までをタクシー事業者に提供している。今後、後部座席タブレットは、タクベルで配車した顧客だけでなく、導入車両に乗車する全顧客を対象に、QRコード決済機能や最適なコンテンツ配信を行うための性別・年代推定機能などを実施する予定。2018年度中に1万5000万台の搭載を目指す。