台湾を本拠とする現地ツアー& アクティビティ予約プラットフォームのKKdayは、シリーズBの資金調達を発表した。リードインベスターとしてLINE Venturesおよびアリババ起業家ファンド(Alibaba Entrepreneurs Fund)が参加したほか、既存のCDIB Capital、Monk’s Hill Venturesなども追加投資を行った。
これにより、KKdayは個人旅行の体験予約分野で技術革新を加速させるとともに、新市場を含めグローバルなビジネス展開をさらに推し進めていく。
さらに、KKdayとLINEは、台湾での戦略的なパートナーシップも開始する。LINEは11月末に「LINEトラベル」を台湾でスタートするのに合わせ、フライト、ホテル、ツアー、現地アクティビティの検索・予約に加えて、旅行計画をシェアすることが可能なトラベルアプリサービスも始める。
KKdayは2015年のサービス開始以来、積極的に事業を拡大。現在、80か国500都市で、2万種類以上の旅行商品を提供している。今年2月にはH.I.S.などからも資金を調達した。また、7月にはAlibaba Entrepreneurs Fundからの資金を調達し、Alibabaグループである中国の旅行ポータルサイトFliggy(フリギー)内に旗艦店を立ち上げた。