海外現地ツアー予約「タビナカ」を運営するタビナカ社はこのほど、エンジェル投資家を中心をとする資金調達を実施した。今回の調達額は非公表となっているが、これまでの調達資金の累計は3億円。同社ではこの資金を海外拠点の設立や在庫管理システムの充実につなげる考えとしている。
同社はこれまでに、バリ島、セブ島、台湾、カンクン、米ネバダ州、バンコクで法人を運営。今後も積極的に現地法人のM&Aや新規設立を進める方針。在庫管理面では、ツアー商品の在庫について適時管理が可能となるシステムを開発。従来はガイドの人員確保の課題があって即時予約が難しかった海外現地ツアーでも、旅行者が申し込み同時に購入を確定できる仕組作りをおこなう。
今回の資金調達先は、佐藤裕介(Hey 代表)、菅下清廣(スガシタパートナーズ代表取締役、国際金融コンサルタント)、高山健(元・楽天 最高財務責任者)、千葉功太郎(Drone Fund General Partner)、那珂通雅(元・シティグループ証券取締役副社長、元ストームハーバー証券\取締役社長)、Paul Kuo(エジンバラ エンタープライズ 元クレディ・スイス証券 最高経営責任者)、藤野英人(レオス・キャピタルワークス代表取締役社長・最高投資責任者)、吉田行宏(アイランドクレア代表取締役、元・ガリバーインターナショナル(現株式会社IDOM) 専務取締役)、ソースネクスト、ベクトル。