JR東日本は2019年1月、新幹線車内で無料Wi-Fiサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」を活用したコンテンツ配信サービス「noricon(ノリコン)」の実証実験を開始する。書籍やマンガ、雑誌、動画などを閲覧できるもの。利用は無料で、会員登録も不要。※画像は開発中のサービス画面
実証実験期間は、1月21日から3月28日まで。対象車両は、東北・北海道新幹線E5系・秋田新幹線E6系・上越新幹線E7系・北陸新幹線E7系のうち、「JR-EAST FREE Wi-Fi」を提供している車両。一部トンネル内や山間部では利用できない場合がある。
利用する場合は、「JR-EAST FREE Wi-Fi」に接続後、新幹線のシートポケット内のリーフレットにあるQRコードを読み取るか、「インターネットに接続されました」との表示画面で「noricon」のバナーをタップする必要がある。
実証実験での配信コンテンツ提供には、KDDIのやNTTドコモ、JR東日本などが参画し、コミックやガイドブック、絵本など約170冊、約70施設のクーポンを提供するほか、ドコモは雑誌約1200冊、JR東日本はアニメ動画や旅行コンテンツ約30本を配信する予定。JRでは今回の実証実験の結果をもとに、本サービスの検討を進める考え。