国民生活センターはこのほど、訪日外国人旅行者向けの電話相談窓口「訪日観光客消費者ホットライン」を開設した。
日本滞在中の消費者トラブルに対応するもので、例えば、販売店や飲食店、交通機関、宿泊施設との間でのトラブルなどが対象。例えば商品を購入していたが壊れていた場合や、飲食店で著しく高額の請求があった場合、ホテルの部屋が予約内容と違っていた場合などを想定するが、観光情報や落とし物・忘れ物、事件・事故、ケガ・病気などには対応できない。
窓口では通訳サービス会社が応答し、相談者の使用言語を認識したうえで、その言語の通訳者が国民生活センターに転送。国民生活センターの相談担当者が通訳者を介して相談者から聴き取りをおこない、三者間通話と使ってアドバイスなどをおこなう。
窓口の対応時間は、平日10時から16時まで(土日祝日、12月29日から1月3日までを除く)。対応言語は、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、日本語の計6か国語。電話番号は以下のとおり。
- 訪日観光客 消費者ホットライン 電話番号(電話料金は自己負担):03-5449-0906
以下ページでは、各国語のリーフレットや対応事例などが参照できる。