楽天トラベルが発表した「2018年 国内旅行先 年間人気上昇都道府県ランキング」によると、人気上昇率トップは沖縄県(前年比17.7%増)。次いで、千葉県(16.4%)、埼玉県(15.6%)と続いた。
ランキングトップ5は以下のとおり。
2018年 国内旅行先 年間人気上昇都道府県ランキング
※順位:都道府県名(前年同期比)
- 1位:沖縄県(17.7%増)
- 2位:千葉県(16.4%増)
- 3位:埼玉県(15.6%増)
- 4位:奈良県(14.6%増)
- 5位:大阪府(14.4%増)
同社によれば、沖縄では今年引退した安室奈美恵さんによる沖縄県観光プロモーションとの連携や引退前のコンサートなどが人気拡大に大きく貢献。さらに、石垣島や宮古島などへの直行便の新規就航、増便、運休再開なども都心部からのアクセス向上につながり人気上昇につながったとしている。特に上昇率が大きかったエリアは「宮古島・伊良部島」(前年比32.4%増)。
また、2位千葉県は、舞浜エリアでディズニーリゾート35周年のイベントがおこなわれたほか、新規ホテルの開業なども観光人気の追い風に。特に増加率が大きかったのは「舞浜・浦安・船橋・幕張」エリア(19.2%増)と「市原・木更津・君津・富津・鋸南」(19.0%増)。
3位の埼玉県は、来年のラグビーW杯を控え、こけら落とし記念試合の開催などで注目されている地域。「熊谷・深谷・本庄」エリア(22.9%増)や「秩父・長瀞」エリア(16.3%増)が人気で、都心からアクセスしやすい利便性が人気を集めているとしている。
このランキングは、2018年1月から12月までの楽天トラベル登録宿泊施設の予約人泊数を昨年の実績と比較して集計したもの。集計日は2018年12月2日。