ジャストシステムが発表した「ゲームに関する利用実態調査(Z世代と中高年編)」で、1990年代後半から2000年代初めまでに誕生したZ世代の56.7%が、eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)について「観戦してみたい」意向を持っている結果となった。
eスポーツとは、電子機器を用いて行なう対戦型の娯楽や競技などをスポーツ競技として捉える名称で、PCやスマホなどでのゲームなども含まれる。昨夏にはJTBが、eスポーツで交流促進を行なうイベントサイトを開設している。
中高年のeスポーツ観戦意向はZ世代よりも低く、4人に1人(25.0%)だった。ゲームアプリの利用率も、Z世代の73.6%に対して中高年は37.5%と半数となるが、ゲームアプリの課金経験はZ世代の57.2%に対して中高年は39.2%。ゲームアプリの利用頻度(利用者限定質問)については、「ほぼ毎日利用」の回答者はZ世代の72.1%より中高年が74.5%で上回った。中高年でも一定の層が、eスポーツ市場のターゲットになりうる可能性がありそうだ。