フォーブス・トラベルガイドは、2019年のホテル、レストラン、スパの格付けを発表した。このうちホテル部門では1106軒が選出。日本からは昨年より4軒多い33軒が選ばれた。
日本国内での5つ星は「ザ・リッツ・カールトン京都」や「パレスホテル東京」など昨年と同じ顔ぶれ。「マンダリン・オリエンタル東京」は日本で初めて5年連続で館内スパもともに5つ星となったほか、「ザ・ペニンシュラ東京」は運営元の「ザ・ペニンシュラホテルズ」が今年、運営する世界5軒がすべて5つ星となり、世界で初めての5つ星ホテルグループとなった。
このほか日本では、プリンスホテルの「ザ・プリンスさくらタワー東京」が新たに4つ星ホテルに、「ザ・プリンスパークタワー東京」が「推奨」に選出。昨年初めて4つ星となった「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」とあわせ、3軒のホテルが選出された。
また、「ザ・リッツ・カールトン」では、新たに「ザ・リッツ・カールトン沖縄」も4つ星ホテルとなり、日本で運営する東京、大阪、京都、沖縄の4軒が、4つ星または5つ星の星を獲得した。
なお、2019年度の格付けは、米州、欧州、アジア太平洋、アフリカ、中東の76か国を対象に実施。今年度はイスタンブールやスイス・アルプス、ホーチミンなども対象に加わった。世界で最多の5つ星を獲得した都市はロンドン(13軒)で、昨年のマカオ(12軒)を抜いた。また今年、マレーシアや韓国などで初の5つ星ホテルが誕生した。受賞ホテルのリストは、フォーブス・トラベルガイドのホームページへ。