全日空(ANA)は2019年4月1日付けの組織改正および役員体制について発表した。
組織面では、本社にANAグループの教育・研修・訓練機能を集約した「ANA Blue Base」を新設。また、CEマネジメント室ではCEに関するANAブランドの価値向上や中長期ブランド戦略の構築を実施。従来の業務プロセス改革室は「デジタル変革室」に、ITサービス推進部を「サービスプラットフォーム部」に改称。デジタル技術やオープンイノベーションを活用したデジタルトランスフォーメーションを通じたビジネス改革推進をおこなう。
そのほか、企画室に「イノベーション・KAIZEN部」を、マーケティング室に「マーケティング企画部」を新設。オペレーション部門統括をはじめ、各種オペレーションセンター、営業センターなどでも一部改称や新設を実施。海外支店では、ムンバイ・デリー支店や、ハノイ・ホーチミン支店をそれぞれ独立した視線に再編。新規就航に伴い、インドにチェンナイ支店とチェンナイ空港所、豪州にパース支店とパース空港所を設ける。
役員の新任は以下のとおり。
新任取締役・執行役員(2019年4月1日付)
※氏名:新役職 担当
- 石坂直人氏:取締役(※)常務執行役員 調査部 担当
- 要海昌樹氏:執行役員 空港センター長
- 遠藤達哉氏:執行役員 欧州・中東・アフリカ室長 兼 ロンドン支店長
- 杉浦賢氏: 執行役員 関西地区空港 総括、大阪空港支店長 兼 ANA大阪空港 社長
- 勝岡陽一氏: 執行役員 人財戦略室労政部長
- 直木敬陽氏: 執行役員 人財戦略室人事部長 兼 人財大学長
- 矢澤潤子氏: 執行役員 中部支社長、中部地区 担当
※3月の臨時株主総会にて取締役選任予定