凸版印刷とトッパントラベルサービス、米拠点のプラネットウェイ(Planetway)は共同で、「スマートシティ」をテーマとするMICEプログラムを提供する。第一弾として、2019年5月にはIT先進国として知られるエストニアでのテクノロジーカンファレンス「Latitude59」を視察。現地企業訪問やワークショップ開催などもおこなう予定だ。
同プログラムは、凸版印刷が推進するデジタル社会支援を目的とする事業共創活動に加え、トッパントラベルが持つMICE関連事業のノウハウ、プラネットウェイがエストニアや周辺諸国にもつ事業ネットワークなどを連携して進めるもの。欧州で開催されるビジネスイベントなどに合わせて参加企業・団体を募る「募集型」と、企業・団体の意向に沿ったプログラム提供を提供する「受注型」を用意する。
エストニアを皮切りに、今後はフィンランドやドイツといった欧州諸国で展開し、海外でのデジタル社会に触れる機会を広く提供する計画。出発前後の課題整理のほか、事業企画支援、訪問先企業らとの継続的な交流のコーディネイトもおこなうことで、日本における社会のデジタル変革実現につなげる。
エストニアMICEプログラムの参考価格は、参加者10名程度、4泊6日の場合で1人あたり約85万円から。