日本航空(JAL)はこのほど、ハワイへの新しい旅のスタイルに関する新サービスを発表した。同社が2018年9月から展開中のコンセプトワード「Style yourself ~JAL HAWAII~」に沿い、新たに「自然」「暮らし」「健康」「働き方」にフォーカスしたハワイ旅を提案するもの。
今回発表された新しい旅のスタイルは、(1)Nature Retreat~大自然に包まれたい、(2) Living Traveler~暮らすように旅したい、(3)Travel Wellness~旅で美しく、健康になりたい、(4)Flexible Worker~はたらきかたも自由にする旅、の4種類。
(1)大自然に関連するサービスでは、ハワイ島の高級リゾートでのグランピングを提供。西武ホールディングスとの共同開発で、ラグジュアリーなアウトドア体験を提供している。また、(2)「暮らすように旅したい」では、民泊サイトホームアウェイと提携し、ハワイでのバケーションレンタルのプロモーションを実施。同時に、ヒルトン・グランド・バケーションが提供する多くのタイムシェア施設を通じた取り組みも積極化する。そのほか、婦人服のシェアリングサービス「CARITE(カリテ)」との連携や、アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」の貸し出しで読書を楽しむハワイ旅なども提案する。
(3)の「健康」関連では、専用アプリによるウェルネスプログラムや、マイルで利用できるウェルネスアクティビティを用意。(4)「働き方」については、仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を組み合わせた「ワーケーション」をサポートする割引運賃や海外ダイナミックパッケージ商品を新設。ハワイ・ホノルルのコワーキングスペースでマイルが利用できるプログラムも用意した。そのほか、出張(ビジネス)と観光(レジャー)を組み合わせた「ブリージャー(ブレジャー)」スタイルも支援。運賃ルールの改定をおこない、例えば北米行き運賃とハワイ行き運賃を組み合わせで、時間的にも費用的にも効率的にできる出張前後のハワイ観光を可能とした。