日本旅行業協会(JATA)は2019年6月13日、2018年度「働き方・休み方改革、ダイバーシティ推進」に関するJATA会長表彰を発表した。働き方・休み方改革部門はジャルパック、ダイバーシティ推進部門はJTBが選ばれた。
JATA旅行業経営委員会委員長の東良和氏が審査委員長を務め、それぞれ改革度合い、再現・影響度合い、継続度合いで審査。ジャルパックは時間と場所にとらわれない働き方改革の実現を目指し、ワーケーションに取り組んでいる点が評価された。2018年7~8月に実施した社内利用実験では57名、170回の利用に対し、98%の満足度。11月から本格導入している。
一方、ダイバーシティ部門大賞のJTBは、アプリ「UDトーク」を活用した業務改革を実施。アプリを導入したことによって、聴覚障がい者社員の営業同行、会議の積極的議論参加が可能になるなど、仕事の幅が広がるとともに、顧客の評価向上につながった。
応募件数は働き方・休み方改革部門が10件、ダイバーシティ部門が8件だった。