訪日客向けに家庭料理教室を展開しているZAZAは、2019年6月に日本政策金融公庫から挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)を利用し2000万円を資金調達したと発表した。料理教室を提供するホストの獲得、育成や海外マーケティングなど事業展開を拡大したい考え。
同社は訪日外国人が日本の家庭を訪れ、家庭料理教室に参加できる事業「airKitchen(エアキッチン)」を展開。外国人はスマートフォンやパソコンから教室を選択し、サイト経由で予約、支払する。一方、日本人ホストはairKitchenに登録することで、日本食を学びたい外国人旅行者を自宅に招き、得意の料理や語学を活かしながら収入を得る「食」のシェアリングサービスだ。2018年4月にサービスを開始し、ユーザー登録数は5000名を超えた。参加者は世界70カ国に上るという。