ANAホールディングスは、地域社会課題や事業継承問題の解決に取り組む企業や自治体、個人を、旅の企画や手配で支援する新サービス「Journey+」を開始する。全日空(ANA)とANAセールスによって、グループ内で航空輸送と旅行の企画・手配ができる強みをいかし、他にはないANAならではの課題解決の旅を提案するとしている。
具体的には、エヌエヌ生命が推進する「家業イノベーション・ラボ」との連携による「事業承継を考える旅」や、パソナJOB HUBのJOB HUB TRAVELとの連携で「廃校が舞台のフェスでソーシャルイノベーションの可能性を探る旅」などを立案。課題を抱える企業や個人からの依頼や協賛を受けて旅の企画・手配を行なう「協賛型」と、企業や個人が自ら課題解決を図るために企画した旅に対して手配を行なう「連携型」の2タイプで対応する。
ANAホールディングスでは今後、企画立案者を連携企業や自治体、個人へと拡大し、旅を通じた課題解決に取り組んでいく方針だ。