伊豆急と東急、働く休暇「ワーケーション」で連携、シェアオフィス開設など伊豆エリアの活性化へ

伊豆急グループは東京急行電鉄(東急)と連携し、伊豆急沿線でのワーケーション推進で伊豆エリアの地域活性化を目指す「テレワークde伊豆」を開始する。これに伴い、2019年7月17日には伊豆急「伊豆高原駅」にサテライトシェアオフィス「Vacation Office伊豆高原駅」を開設。東急が運営するサテライトシェアオフィス「NewWork」と提携し、出張中のオフィスワーカーやフリーランス、地域住民の利用を図っていく。

伊豆急グループでは「伊豆で働く」をテーマに、地域と連携した働く環境づくりなどで将来的な伊豆エリアの定住人口の拡大を目指しているところ。すでに事務系社員を対象に、始業・終業時刻をライフサイクルに合わせて3タイプから選択できるスライド勤務制度や、歩きやすい服装で勤務するウォークビズなど、多様な働き方の選択肢を提供している。

7月には、伊豆急下田駅構内にサテライトオフィスを設置し、業務スケジュールに合わせて効率的に勤務できる環境を整備する予定。同社自ら多様な働き方を実践することで、伊豆エリアを「住む」「訪れる」だけではなく「働く」場所として、さらなる魅力向上を目指す方針だ。

なお、今回の「テレワークde伊豆」の取り組みは、総務省や厚生労働省、内閣官房などが国民運動として展開する「テレワークデイズ2019」に賛同して行なうもの。テレワークデイズ2019の後も、年間を通した取り組みを行なう。テレワークデイズでは、東急シェアリング社がコア日である7月24日と25日に、伊豆高原でのワーケーション体験イベントを実施。これに伊豆急グループも協力する。

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