ワーケーション(Work&Vacation)を通じて地方創生に取り組むアドリブワークスは、2019年夏から、新しいWEBサービス「Co-workationBASE(コワーケーションベース)」を開始する。定額で世界中泊まり放題および各地のプロジェクトに参加し放題の2つを組み合わせる仕組みを提案。サービス開始に先立ち、宿泊施設、地域のプロジェクトオーナー、会員を募集している。2019年夏は日本と東南アジアを対象にスタートし、2020年に本格サービスインを予定している。
一例として、宿泊施設は沖縄県・石垣島、タイ・バンコク、愛知県・奥三河の山間地域、プロジェクトは愛媛でのメキシカンライムの国産化、オーストラリアでのオーガニックコスメ発掘などを想定している。すでに国内外のプロジェクトオーナーが参加を表明しており、順次他エリアも拡大していく。
同社によると、日本のフリーランスは約1000万人、このうち都市圏在住が810万人で、さらに機会があれば地方でも生活したいというフリーランサーは226万人、経済規模は約4.5兆円に上るという。こうした潜在層に対し、地方に何度でも泊まれて地域のプロジェクトに参加できる価値を提供することでワーケーションの新しい市場を創出する一方、地域プロデューサーの育成やクラウドファンディング設立など地域創生、地域への還元にもつなげていきたい考えだ。