国内大手旅行49社、6月実績はGW10連休の反動で2.6%減、訪日旅行は増加維持 -2019年6月分(速報)

観光庁が発表した主要旅行業者49社の旅行取扱状況によると、2019年6月の総取扱額は前年比2.6%減の4212億1897万円だった。海外旅行は3.1%減の1739億3833万円、国内旅行は2.9減の2273億5030万円で前年を下回ったが、外国人旅行(訪日旅行)は7.0%増の199億3032万円となり、増加推移を維持した。

観光庁が旅行会社に実施したヒアリングによると、海外旅行と国内旅行の減少要因はゴールデンウィーク10連休の反動をあげる旅行会社が多かった。海外旅行では、台湾の航空会社によるストライキも影響した。旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況を見ても、海外旅行は取扱額が5.8%減の325億9874万円、取扱人数が3.8%減の13万2129人、国内旅行は取扱額が2.8%減の661億8405万円、取扱人数が4.2%減の238万422人で、取扱額、人数ともにともに減少となった。

一方、外国人旅行は欧米豪市場を中心に好調に推移。ただし、旅行ブランドの取扱状況では、取扱額が14.5%減の44万2459円、取扱人数が5.7%減の3万8655人で、日本人の海外旅行や国内旅行よりも減少幅が大きかった。

発表資料より

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