H.I.S.ホールディングスは2019年9月1日、東京浅草に「変なホテル東京 浅草田原町」を開業する。同ホテルの場所は、浅草・雷門やかっぱ橋道具街など、訪日外国人に人気の観光地の近く。
同施設は、光のホログラムによるフロント設備を導入したのが特徴。DMM RESORTS(ディーエムエムリゾーツ)が映像制作と技術提供を実施し、恐竜や忍者、執事の3体がフロントでチェックインとチェックアウト業務を担当する。それぞれのキャラクターは、日本語のほか英語、中国語、韓国語に対応可能だ。
2階にあるフロントでは、浅草・雷門と柳をイメージした色彩を採用し、ホテルのコンセプト「温故知新」を表現。日本の文化を味わえるようにするほか、映像プロジェクションと音によるインタラクティブな演出で、宿泊客を出迎える。
客室は前217室で、スタンダードからスイートルームまで9タイプを用意。室内では、据え置き型タブレット「Tabii」を利用することで、空調や照明、テレビなどを一括操作できるほか、レストランやランドリーの混雑状況も確認できる。
同施設の開業により、変なホテルの開業は東京で7件目、全国で14拠点となる。