写真で旅程を作成する観光アプリがサポート強化、瀬戸内の島々をアート作品でめぐる海上タクシーの利便性を向上

都市のイノベーションを進めるscheme verge(スキームヴァージ)がこのほど、アートめぐり特化型の観光アプリ「Horai」ベータ版をリニューアルした。Horaiは、世界でも注目されている瀬戸内のアートサイトをアプリ内で写真から選び、島々をめぐる旅程を作成する仕組み。リニューアルでは、海上タクシーの配船アルゴリズムやカスタマーサポートを強化した。

現在、Horaiで決済できるのは海上タクシー。旅程に提示されるのは海上タクシーに加え、フェリーや高速艇など定期船のみだが、今後はバスやタクシー、観光施設の予約・決済の実証実験も進める。アートサイトは直島、小豆島、豊島、犬島、男木島、女木島、大島など約200に対応する。

本事業は、国土交通省の新モビリティサービス推進事業の先行モデルに選定された、瀬戸内洋上都市ビジョン協議会の実証事業が始まり。瀬戸内洋上都市ビジョン協議会はHoraiを活用し、高松空港から入る香川・瀬戸内観光客を対象に、海・陸・空の交通機関や観光事業者とAPI連携した旅程提案型MaaSを提供する。

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