せとうちDMO、フランスの著名パティシエを招聘、地場産品の発掘と磨き上げで瀬戸内の食を発信

せとうち DMOは、みなと銀行、在日フランス大使館、兵庫県および徳島県と共同で笹川日仏財団助成のもと、瀬戸内食材の魅力を発掘し、磨き上げることを目的として、フランス人トッフパティシエであり、ルレ・デセール名誉会長でもあるフレデリック・カッセル氏を招聘し、「せとうちの食材を活用した日仏交流プロジェクト」を実施する。

プロジェクトは10月1日と2日の2日間にわたって行われ、1日目にはカッセル氏が徳島県のすだち農家や製糖所、兵庫県では地元の日本酒を製造している酒蔵、淡路島のみかん農家、自然栽培農家を訪問する。

2日目は、神戸国際調理製菓専門学校でカッセル氏によるデモンストレーションと交流会を実施。デモンストレーションでは徳島県のすだちを使って開発したムースショコラをお披露する予定のほか、交流会では広島県産レモン、徳島県産ゆずや柚香を使用したデザートも提供される。また、カッセル氏の講演会も開催する。

せとうちDMOとしては、カッセル氏に魅力を発掘してもらい、新たなレシピを作ってもらうことで、瀬戸内食材に付加価値をつけるともに、瀬戸内地域にある数多の魅力ある地域産品の販路拡大と認知向上を進めていきたい考えだ。

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