駐車場予約アプリを運営するakippaは、全国空き家バンク推進機構(ZAB)と共同で全国の空き家、空き地の有効活用に取り組む。2019年8月27日付で連結協定を締結。空き家、空き地などの有効活用による地方の駐車場不足、地域創生を推進する。
akippaは空いているスペースを駐車場としてシェアするビジネスを展開。ZABがもつ地方自治体とのコネクションを活かして連携することで、空き家や空き地情報を得て、地方の駐車場不足の解消、観光地の交通渋滞緩和、迷惑駐車の防止などを図る。両者は東京2020大会の期間中、地域の飲食物販、スポーツ体験・VRなど、住民や観光客に対するおもてなしを提供するプラットホーム「応援村 OUEN-MURA」でも、共同で駐車場、渋滞問題に取り組む。
総務省「平成30年度住宅・土地統計調査」などによると、国内の空き家の割合は13.6%、846万戸と過去最高。空き地率も増加傾向にあり、経済的に遊休資産であるだけでなく、防災、防犯上などの理由からも有効活用が模索されている。