ブッキング・ドットコム・ジャパンは、民泊の一種であるバケーションレンタル施設の予約が増加していることを受けて、パートナー施設に対して日常の管理業務を簡略化する新しい機能を導入した。
主な新機能のうち、グループ向けの販促アドバイス機能では、管理する宿泊施設のパフォーマンス向上のヒントを確認ができる。新しいコネクティビティ機能では、ソフトウェアプロバイダを通して鍵の受け渡しから損害補償用デポジットの回収などの業務をより簡単に行うことを可能にした。
管理会社が運営する宿泊施設に焦点を当てた各種機能も追加。予約を検討しているユーザーに安心感を与えるために、施設全体のクチコミに基づくオーナースコアや外部サイトのクチコミスコアを導入。宿泊施設の露出の強化につながるほか、各施設の設備やサービスなどもアピールする。
クオリティランク・システムでは、従来のホテルランクと同様に、ロケーション、サイズ、施設・設備などを基準に客観的にランク付け。さらに、プロダクトやサービスをパートナーのニーズに合わせて改善していくためのアドバイザリー・ボードも設けた。
ブッキング・ドットコムによると、「今年中に新しいタイプの宿泊施設に滞在する予定」と回答した旅行者は世界で43%にのぼり、現在1秒あたり平均7名が一軒家やアパートメントなど、 従来のホテルとは異なる宿泊施設(バケーションレンタル)にチェックインしているという。