トリップ・ドットコム(Trip.com)グループはこのほど、航空会社のパートナー向けに「Airline Partner Portal(エアライン・パートナー・ポータル)」の提供を開始した。同社が保有するビッグデータへのアクセス権を業務提携する航空会社に付与するサービス。共同でマーケティングやセールス活動に取り組む体制を構築することで、新型コロナウイルスで落ち込む業績の回復につなげたい考え。
具体的には、同グループが保有する検索状況や航空券の販売収益、予約行動といった消費者のインサイトを提供。これにより、航空会社パートナーは、市況把握をはじめ、客席クラス、滞在時間、航空券の平均価格など、特定の飛行ルートのパフォーマンス指標を細かく分析できるようになる。
同グループは「Airline Partner Portal」の詳細について、2020年12月18日に航空会社パートナー向けオンライン利用説明会を予定している。