観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2020年12月(第1次速報)の延べ宿泊者数は前年同月比37.9%減の2925万人泊となった。
このうち、日本人は同24.4%減の2869万人泊、外国人は同93.9%減の56万人泊。日本人に限ると、GoToトラベルの停止の影響もあり、11月(第2次速報)の16.1%減から悪化した。
12月の客室稼働率は全体で38.5%。11月の46.2%から大きく下落した。施設タイプ別でも、いずれも11月からは悪化し、前年同月の差はさらに広がった。前年同月比で見ると、特にシティホテルは同37.5ポイント減の38.5%、ビジネスホテルは同23.5減の48.1%、リゾートホテルは同15.8ポイント減の36.8%。旅館は同6.5ポイント減とマイナス幅は小さいものの、稼働率は28.5%と低水準で推移した。