NTTドコモは、オンライン旅行予約サービス「dトラベル」のサービス終了を発表した。国内宿泊の予約受付は2022年1月11日のチェックアウト分まで、国内航空券は2021年11月14日帰着分で予約受付を停止する。電子レジャーチケットなど、その他サービスも年内から年明けにかけて予約受付を停止し、2022年3月15日13時には、完全にサイト閲覧ができない状態としてサービス全体を終了する。
「dトラベル」が提供開始されたのは2013年12月。NTTドコモがJTBと業務提携を締結し、JTBが扱う国内宿泊の予約サービスのほか、電子レジャーチケット販売サービスとして、テーマパークや遊園地などの入場券をスマホで提供。また、パートナー企業の航空券や海外宿泊、クルーズなども提供してきた。NTTドコモ提供のポイントサービス「dポイント」との連携を強みとして利用者を拡大していた。
同社は、同サービス終了の理由について、経営資源の集中を目的としたものとしている。