エアビー、予約の半数が7日以上の長期滞在、2019年比4割増で「デジタルノマド」の増加を予測、CEO自身も実践を宣言

エアビーアンドビー(Airbnb)は、ライフスタイルの変化に伴って旅行スタイルにも変化が表れているとするデータを発表し、そのうえで2022年の旅行トレンドを予測した。

同社によると、2021年第3四半期の予約総宿泊数のうち5件に1件は28日以上の滞在。予約された宿泊の半数近くが7日以上の滞在で、その割合は2019年の44%から増加した。また、2020年9月から12カ月間で、延べ10万人以上のゲストが90日以上の滞在を予約した。

このデータから、2022年は、旅行先の選択肢がさらに広がり、数週間あるいは数ヶ月の滞在が増えると予想。また、夏休みの期間、長期間にわたって海外で過ごす旅行者が増加し、賃貸などで部屋を借りて仕事をするデジタルノマドも増えると予測した。同社によると、世界ではビザや税制のルールを変更する国が増えており、現在38カ国がデジタルノマドのビザ発給を検討しているという。

なお、同社のブライアン・チェスキーCEOは1月19日、自身のツイッターで自らエアビーのリスティングで生活することを発表した。チェスキー氏は、アトランタからデジタルノマドを始め、数週間ごとに新しい町や都市の家を転々としながら仕事を続けたのち、サンフランシスコに戻ってくるという。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…