宮城県の南三陸町観光協会は、2022年3月12・13日に自然災害と向き合う語り部ツアーを開催する。東日本大震災が発生した3月11日近辺に合わせて震災当時の話を聴き、災害への備えを考える内容。南三陸の津波の浸水エリアや実際の避難道のコースを会場に、震災を語り継ぐ語り部がバスガイドやまちあるきを実施する。
リアルとオンラインのハイブリッド型で開催。12日は津波浸水エリアをバスで車窓案内し、13日は避難道や避難所を紹介する。参加費は各現地ツアーが2000円、各オンラインツアーが1000円。
南三陸町観光協会は、東日本大震災後に体験を語り継ぐために、地域住民がガイドとなり、広く震災の体験談を伝承。2015年には一緒に歩きながら案内する「まちあるき語り部」もスタートした。