国内大手旅行45社、総取扱額がコロナ影響前の7割減、前年同月比では2.4倍 ―2022年1月(速報)

観光庁が2022年3月11日発表した主要旅行業者45社・グループの2022年1月旅行取扱状況(速報)によると、総取扱額は前年同月比137.6%増の872億1378万円だった。2019年同月比では73.3%減にとどまった。

国内旅行は160%増の816億4164万円(2019年同月比54.4%減)。海外旅行は前年同月比3.7%増(2019年同月比96.1%減)の52億2218万円、外国人旅行は前年同月比28.4%増(2019年同月比97.3%減)の3億4996万円だった。

また、国内旅行の旅行商品ブランド(募集型企画旅行)は取扱人数79万1714人(前年同月比231.7%増・2019年同月比66.1%減)で、取扱額は252億2009万円(前年同月比265.2増・2019年同月比61.4%減)。海外旅行はゼロ、外国人旅行は51万1000円の取り扱いだった。

観光庁:発表資料より

主要各社・グループの取扱額を新型コロナの影響がほぼなかった2019年同月比でみると、JTB9社が64.9減の366億6389万円、KNT-CTホールディングス13社が72.3%減の92億4282万円、日本旅行が76.1%減の71億2524万円。海外旅行の比率がもともと高いエイチ・アイ・エス(HIS)6社は91.9%減の28億2449万円だった。

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