タイ政府は、これまで水際対策の一環として海外旅行者に求めていた「タイランド・パス」への登録と保証額1万ドルの保険加入の要件を2022年7月1日から撤廃すると発表した。
これにより、ワクチン接種証明書あるいは出発72時間前までのPCR検査または抗原検査キット(ATK)による陰性証明のみの提示で入国が認められることになる。
ただ、空港では入国者に対して無作為の検査を実施する。また、ワクチン未接種者および陰性証明を提示できない旅行者は、入国の際にATKを受ける必要がある。
このほか、タイ当局はバンコクおよび76県すべてを「グリーンゾーン」に指定。これにより、全国で通常の事業が行われることになる。
なお、タイ政府は近日、アフターコロナに向けた新たなガイドラインを発表する予定。