持続可能な航空燃料(SAF)供給へ新会社、国内初の国産大規模生産へ、年間3万キロリットルの国内供給が目標

コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社は、廃食用油を原料とした国産SAF(持続可能な航空燃料)の製造や供給事業を行うために、「合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY」を設立した。国内初となる国産SAFの大規模生産を実施し、100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの国内供給を目指す。

SAF生産設備は、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所内に2023年夏を目途に着工し、2024年内に完工し、2024年度下期~2025年度初での運転開始を予定。この設備からはバイオプラスチックの原料となるバイオナフサやバイオディーゼルも生産される。

この事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の採択事業。原料調達をレボインターナショナル及び日揮HD、SAF製造及び需要家への販売をコスモエネルギーグループが担い、安全・安定の燃料サプライチェーンを構築する。また、SAF製造設備に関わる設計・調達・建設役務については日揮が担う。

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