エアビー(Airbnb Japan)は、2025年の大阪・関西万博に向けて、インバウンド旅行者をターゲットにホームシェアリングを活用した交流型観光と広域周遊を推進していく目的で、関西観光本部と包括連携協定を締結した。関西観光本部は関西2府8県を対象とする広域連携DMO。
両者は今後、インバウンド旅行客に向けた交流型観光・広域周遊の推進、関西の自治体および経済団体等との連携強化、観光コンテンツのオンライン化の促進とグローバルへの情報発信を進めていく。
具体的には、Airbnb Japanは、関西地域での長期滞在などの新しいニーズへの対応を強化するとともに、空き家などを活用した宿泊施設づくりを支援。特に既存の大型宿泊施設が少ない地域では、インバウンド旅行者と地域コミュニティをつなげる体験を推進していく。
また、万博来場者を関西観光に誘う「万博プラス関西観光推進事業」で、関西の各自治体および経済団体などと連携。予約可能な新規・既存の宿泊施設などのオンライン化を推進するとともに、両者のコミュニケーションチャネルを通じて、関西の魅力を国内外に発信していく。