JR東日本と西武、地域・観光型MaaS「回遊軽井沢」を実施、住民も利用しやすく、オンデマンド交通や観光チケット

東日本旅客鉄道(JR東日本)と西武ホールディングス、長野県軽井沢町は2023年10月3日~2024年3月31日の期間中、スマートフォンを利用した地域・観光型MaaS「回遊軽井沢」を実施する。

JR東日本と西武ホールディングスは包括的連携に伴い、これまでも軽井沢でMaaSを進めてきたが、2023年度は軽井沢町も事業に参画。観光客だけでなく、地域の人々も利用しやすいサービス提供を目指して内容を拡充する。

具体的にはオンデマンド交通「よぶのる軽井沢」の乗降場所を追加し、3者で実証運行。乗降場所の増加により、地域住民も利用しやすくする。また、交通チケットで西武観光バスの軽井沢駅~千ヶ滝・星野エリア乗り放題きっぷ、ジェイアールバス関東の碓氷線電子チケット、草津交通の軽井沢草津パスに、しなの鉄道の片道切符を追加。軽井沢町内の立ち寄り湯、ボーリング場などのお得な観光チケットも用意する。一部ウェブサイトは多言語化し、インバウンド利用も促進する。

「よぶのる軽井沢」運行エリア略図

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