長崎県・雲仙仁田峠、11月の連休に事前予約とパークアンドライド導入、紅葉シーズンの渋滞緩和へ

長崎県の雲仙仁田峠で今秋、渋滞緩和を目的に「事前予約」および「パークアンドライド」を導入する。実施日は2024年11月2日、3日、4日。実施時間は8:00～14:00。14:00～17:00は通常運行（協力金100円）。

雲仙仁田峠では、毎年紅葉シーズンに慢性的な大渋滞が発生し、最大120分待ちになることもあるなど、環境負荷の増大や快適性の低下で問題が生じているという。

パークアンドライドとは、近郊の駐車場までアクセスし、そこから公共機関やシャトルバスなどを利用して目的地にまで向かう方法。登山者およびバス利用希望者は、予約の上、雲仙BASE臨時駐車場へ向かい、シャトルバスに乗り換える。協力金は車1台600円。

車で仁田峠に行きたい場合の一般観光客の協力金は、車1台800円。車利用のうえ、ロープウェイにも乗る場合は、ロープウェイ往復乗車券大人2枚付きで3600円（協力金含む）。どちらも事前予約の上、仁田峠循環道ゲートへ直接向かい、スタッフにQRコードを提示する。大型車両（大型バス・マイクロバスなど）は、1台3000円。

なお、雲仙観光局によると事前予約なしでも通行は可能。ただし、期間中の通行は事前予約が優先されるため、待機時間が発生する場合がある。