JR西日本、観光列車「はなあかり」を10月から運行開始、第一弾は敦賀/城崎温泉、旬の弁当、伝統工芸など地域と結ぶ

制作:洛中高岡屋

西日本旅客鉄道(JR西日本)は2024年10月5日から、観光列車「はなあかり」を敦賀/城崎温泉間で運行開始する。今秋開催される「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせたもの。コンセプトは「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」で、今後エリアを変えながら西日本各地を運行する。

敦賀/城崎温泉間を約5時間で結んで運行するのは10月5日~12月22日の土日。小鯛のささ漬、若狭牛、白バイ貝など地元ならではの食材を使用した旬の弁当とスイーツのセットを事前予約限定で販売するほか、各駅での地産品の販売や車内での職人による伝統工芸の解説など乗客と地域を結ぶ場を用意する。たとえば、美浜では、へしこの炙り試食、地酒「早瀬浦」の試飲、町内の保育園児・児童などによる手旗などでの出迎え・見送りなど、移動先で地域を満喫してもらえるようにする。車内は丹後テキスタイルアート、京織物おじゃみ座布団をはじめ、西日本エリアの工芸品・アート作品で演出する。

片道料金は大人1人スーペリアグリーンが1万2840円、グリーン車指定席が1万640円。

日本旅行が弁当などをセットした特別企画商品も販売する。

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