日本で飲みたいノンアルコール飲料、台湾人・香港人のトップは「牛乳」、コンビニでも乳製品の人気高く

台湾・香港向けの訪日観光情報サイト「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」を運営するジーリーメディアグループがユーザーを対象に、「日本旅行で飲みたいノンアルコールの飲み物」を聞く調査をおこなった。結果によると、従来から訪日客に人気が高い「抹茶」を上回り、「牛乳」がトップに。味や質を評価する声が多かった。

調査は複数回答形式で、最多が「牛乳」（71％）、「抹茶」（57.8％）が2位。「コーヒー」（44.3％）、「緑茶」（42.3％）と続いた。牛乳を選んだ理由については、「質が良く、濃厚でおいしい」「台湾よりおいしく安い」という声が挙がったほか、日本の個別メーカーブランドを支持するものもあった。

「ラーチーゴー！日本」発表資料より

また、日本のコンビニを利用したことがある人を対象に「購入した食品」について尋ねたところ、トップは「乳製品（牛乳・ヨーグルト・チーズ）」で80.2％を占め、牛乳をはじめとする乳製品の人気の高さをうかがわせた。2位はレジ前で販売する「ホットスナック」（79.9％）だった。

「ラーチーゴー！日本」発表資料より

こうした結果を受け、「ラーチーゴー！日本」は、「初めて日本を訪れる台湾人・香港人にとっては抹茶のほうが知られているが、1度日本で牛乳を飲むとそのおいしさに感動するようだ」とコメントしている。

調査は2024年7月22～31日に実施し、回答数は3644。なお、「ラーチーゴー！日本」は、台湾人・香港人（繁体中国語圏）向けの日本観光情報サイトで、月間のユニークユーザー数は290万人。