京都、大津、奈良の商工会議所、特別体験の観光プランを開発、大阪万博に向けて誘客促進

京都、大津、奈良の三商工会議所は、それぞれ特別な体験を組み込んだ観光プランを開発した。三商工会議所は各地の魅力発信に取り組んでいるが、2025年の大阪・関西万博の開催を前に、多くの観光客を関西エリアに誘客していく。それぞれのプランはJTBの「日本の旬キャンペーンBOOK」に掲載される。

京都商工会議所は、「旧富岡鉄斎邸での茶香服体験」を商品化。鎌倉時代以降、上流の公家や武家社会で広まっていった風流な遊び「茶香服」体験を提供する。

大津商工会議所は、百人一首で有名な「逢坂の関」で150年以上にわたって歴史を紡いできた、藤三郎紐で組紐アクセサリー(ルーブタイネックレス)をつくる体験をツアー化。

奈良商工会議所は、「世界遺産・薬師寺 JTB夜の特別拝観」として、一般拝観終了後に通常公開されていない薬師寺西塔内陣の特別拝観や、国宝薬師三尊像で僧侶による特別祈願を商品化した。

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