英国、入国時に新たな電子渡航認証「ETA」取得を義務化、2025年1月8日から、費用は10ポンド、2年間有効

英国政府は、 電子渡航認証「ETA(Electronic Travel Authorisation)」の導入スケジュールを新たに発表した。英国およびアイルランド国籍者を除き、英国へのすべての入国者は入国前に 「ETA」または電子ビザ(e-Visa)による渡航許可の取得が必要となる。

非欧州圏の対象者は、2025年1月8日から英国入国時に「ETA」が求められる。申請は、2024年11月27日から。

また、欧州圏の対象者は、2025年4月2日以降の英国入国時には「ETA」が必要となる。申請は2025年3月5日から。

なお、湾岸協力会議(GCC)加盟国からの入国者はすでに「ETA」の取得が求められている。

「ETA」の申請費用は10ポンド(約1970円)で、発行から2年間有効。パスポートの有効期間内であれば複数回の入国が可能となり、1回の入国につき最長6か月まで英国に滞在することが可能。対象者は「英国ETAアプリ」を通じて申請を行う。

一方、英国での生活や就労、留学を希望する人向けには、物理的なビザ証明書ではなくデジタル形式でのe-Visaが発行されており、英国政府は、生体認証居住許可証(BRP)やスタンプ付きパスポート、ビザラベル付きパスポートなどの物理的書類を使用する在住移民に対して、早急にオンラインアカウントを作成し、e-Visaへ移行することを求めている。

※ポンド円換算は1ポンド197円でトラベルボイス編集部が算出

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