Z世代の旅行トレンド、日本人は「温泉、サウナ」「コスパ」を重視、一人旅や短め国内旅行も人気

ブッキング・ドットコム(Booking.com)はこのほど、Z世代(1995~2010年生まれ) の旅行者の最新動向に関する調査を実施した。その結果によると、「スパや温泉、サウナは宿泊施設で重要な設備である」と回答したのは、世界の32%に対し日本人は49%。温浴施設を重視している様子が浮き彫りになった。

テクノロジーを駆使しているZ世代。「宿泊施設に、ロボットやAI対応のタッチポイントなどを求めている」と回答した日本の旅行者は33%(世界全体は40%)だった。また、一人旅のニーズも多く、「過去6カ月間に一人旅をした」のは45%(同43%)。「今後12カ月以内に予定している」も61%(同63%)に上った。

また、Z世代はコストパフォーマンスを重視しており、53%(同48%)が「コストパフォーマンスの良さが、旅行先選びにおいて重要」と回答。特に日本人は「2024年の旅行では、短めの国内旅行(1~4泊)をする可能性が高い」は85%と、世界全体の59%に比べて突出して高く、「お金を節約するためにピークシーズン以外の旅行することが多い」は47%(同58%)だった。

こうした結果を受け、ブッキング・ドットコムでは、「近年、日本のZ世代の旅行者にはサウナ人気が高く、秋以降もサウナや温泉・スパなどの需要が続くのではないか。コストについては、ピークシーズンに旅行する以外にも、レビューを参照したり、ロイヤルティプログラムなどの割引を活用したりしているようだ」などと分析している。

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